「自転車ヘルメット購入応援事業」とは、兵庫県がヘルメット購入費用の一部を補助してくれる制度です。
令和5年4月1日に施行された「改正道路交通法」では、自転車を利用する全ての方に、自転車乗車用ヘルメットの着用が努力義務となりました。
そらりんママ家は兵庫県在住なのですが、車で道路を走っていても、ヘルメットを着用して自転車に乗っている人の姿をあまり目にしません。
実際にそらりんママ家も、子供達は自転車用ヘルメットを着用していますが、そらりんパパ、ママとも自転車用ヘルメットを持っていません。
「義務化ではないので、まぁいいかな」と思ってのんびり構えていました。
それもそのはず、警視庁が9月に公表したヘルメット着用率では、兵庫県は6.2%と全国平均13.5%を大きく下回り全国41位です。
順位 | 都道府県 | 着用率 |
1 | 新潟県 | 2.4% |
2 | 青森県 | 2.5% |
3 | 秋田県 | 3.5% |
4 | 大阪府 | 4.2% |
5 | 福島県 | 4.3% |
6 | 埼玉県 | 6.1% |
7 | 兵庫県 | 6.2% |
8 | 北海道 | 6.4% |
8 | 千葉県 | 6.4% |
10 | 広島県 | 6.6% |
https://www.npa.go.jp/news/release/2023/kouhousiryou.pdf(警視庁)
兵庫県がそんな状況を打開すべく、ヘルメット着用促進に向けた「自転車ヘルメット購入応援事業」を発表したのでご紹介します。
そらりんママ家も、息子のヘルメットが小さくなっているので、今回の購入補助を利用して買替を予定しています。
「自転車ヘルメット購入応援事業」の対象者や申請期間、対象ヘルメットなどを紹介するので、1つずつチェックしていきましょう。
他にも乳児や幼児向けのおすすめヘルメットの紹介や給付額と自己負担額の計算をしたので、購入を検討している場合は参考にしてくださいね。
まだ準備中のものがあり、詳細が完全に公開された訳ではありませんが、情報が公表され次第随時更新していきますので要チェックですよ。
Contents
兵庫県の自転車ヘルメット購入応援事業とは!?
「自転車ヘルメット購入応援事業」とは、兵庫県がヘルメット着用促進に向けて打ち出したキャンペーンのことです。
ヘルメットの着用率が全国平均以下のため、兵庫県内の警察や各関係団体が協力し、街頭交通安全キャンペーン等で自転車ヘルメット着用啓発に取り組んでいます。
しかし、いまだにヘルメットの着用が進んでいるとはいえません。
そこで兵庫県、自転車ヘルメットの着用促進に向けて、「自転車ヘルメット購入応援事業」を実施します。
給付対象となるのは以下の人なので、要件に該当するか確認してみましょう。
給付対象者
住所地が兵庫県内で、次の方を対象とします。(年齢の基準はいずれも令和6年3月31日時点)
- 高齢者(65歳以上)
- 子育て世代(1歳~18歳までの子と親)※子どもは人数分・親は父母どちらか一人分
- 学生(19歳~29歳までの大学生や専門学生等)
子育て世代とされる対象の子供の年齢が1歳~18歳までと年齢の幅があります。
独身の1人暮らしなどは難しいですが、かなりの年齢層をカバーできる制度はとても魅力的ですね。
給付額
給付額の上限は、ヘルメット1個につき、4,000円分と考えられています。
給付は、「キャッシュレス決済ポイント」や「QUOカード」などのプリペイドカードによる還元が予定されています。
2023年10月25日現在では正式に決定されていませんが、兵庫県からの発表があり次第情報を更新させていただきます。
税込みで、1,000円未満は切り捨てられるので、税込み4,000円のヘルメットがあれば本人負担なしで購入できそうですね。
申請期間
令和5年12月1日(金)から令和6年2月9日(金)までとなっています。
令和6年2月13日の情報ですが、申請期間が3月上旬まで延長されました!!ただし、予算上限に達すると受付終了となりますのでご注意ください。
定例議会の補正予算議決日が令和5年10月3日のため、それ以降に購入したヘルメットのみが対象となります。
申請する際に、購入店舗のレシートや、通信販売の購入履歴等の購入明細が必要となるので、大切に保管してください。
レシートには、購入者、購入日、購入商品名(品名や品番など)、購入店名、購入金額の記載が必要です。
もし、レシートに記載がない場合は、購入したお店に領収書の発行をお願いしてくださいね。
領収書記載例は、兵庫県の自転車ヘルメット購入応援事業のサイトに記載があるので、依頼するときの参考にしてください。
【領収書記載例】
対象ヘルメット
- 次のような安全基準を満たした自転車乗車用ヘルメットが対象です。
- SGマーク:一般財団法人製品安全協会が安全基準に適合することを認証したもの
- JCFマーク:公益財団法人日本自転車競技連盟が安全基準に適合することを認証したもの
- CEマーク:欧州連合の欧州委員会が安全基準に適合することを認証したもので(EN1078が記載されたもの)
- GSマーク:ドイツ製品安全法が定める安全基準に適合することを認証したもの
- CPSCマーク:米国消費者製品安全委員会が安全基準に適合することを認証したもの(1203と記載されたもの)
どのヘルメットが対象かわからない場合は、以下の一般社団法人日本ヘルメット工業会の資料を参考にしてくださいね。
- 中古品及び未使用であっても、フリマサイト等の個人間取引での購入は対象外です。
- はばタンPay+や各市町村発行のプレミアム商品券などを利用しての購入は対象外です。
申請方法
申請は、専用ウェブサイトからのオンライン申請で、12月1日から申請可能です。
11月1日からコールセンターも運営開始で、土日祝日を除く9時~17時30分まで開設されています。
自転車ヘルメット購入応援コールセンター TEL:0120ー134ー076
電話が込み合って繋がりにくいようなので、かからない場合は少し時間をおいてかけてください。
そらりんママも申請予定なので、申請方法がわかったらまた情報を更新しますね。
兵庫県のホームページにいろいろな情報が随時アップされるので、申請を検討している場合は要チェックです。
https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk15/jitensyahelmet.html(兵庫県ホームページ)
乳児や幼児におすすめの自転車用ヘルメット5選!!
兵庫県在住で、乳児や幼児が使用する自転車用ヘルメット購入を考えているなら、購入補助のある令和5年12月までに入手しましょう。
購入補助の上限が1個のヘルメットにつき4,000円なので、自己負担を少なくすることも可能です。
そらりんママ家も買い替えを検討しているので、幼児用のヘルメットのおすすめを調べてみました。
今発表されている情報をもとに購入補助額や自己負担額も計算したのでよければ参考にしてください。
SGマークが付いている商品を厳選していますが、対象ヘルメットではなかったなどの対応に応じることができません。
ご自身でもしっかりとサイトに記載されている内容を確認した上で購入してくださいね。
キャラクターが大好きな子には「アンパンマン カブロヘルメットV」
46cm~52cmのサイズで、1歳~3歳くらいの子供に適しているサイズです。
ヘルメットや帽子が嫌いな子には、「アンパンマン」というキャラクターのパワーを利用してはいかがでしょうか。
SGマークが付いているので、ヘルメット購入応援キャンペーンも活用できます。
購入補助の上限は4,000円なので、上限金額未満ですが、1,000円以下の金額は切り捨てられるため、531円が自己負担です。
コロンとしたフォルムがかわいい「パイン_H PINE-H」
47cm~51cmのサイズで、1歳~3歳くらいの子供に適しているサイズです。
キャラクターが好きなのは一時期だけかもしれないから。と思われているパパ・ママにピッタリです。
カラーには、「ホエールネイビー」「ドルフィンブルー」など生き物の名前が入っています。
全部で8色あるのでお気に入りの色を見つけられそうですね。
もちろん「SGマーク」が付いているので、ヘルメット購入応援キャンペーンも活用できます。
購入補助の上限は4,000円なので、上限金額未満ですが、1,000円以下の金額は切り捨てられますが、Amazonでは、64円の自己負担で購入できます。
シンプルだけどくすみカラーがかわいい「ソポタ SOP-CH」
46cm~52cmのサイズで、1歳~5歳くらいの子供に適しているサイズです。
前に紹介したパインと同様に、キャラクターが好きなのは一時期だけかもしれないから。と思われているパパ・ママにピッタリです。
ヘルメットを留めるベルトの部分がマグネットになっているので、小さい子供でも簡単に装着できます。
もちろん「SGマーク」が付いているので、ヘルメット購入応援キャンペーンも活用できます。
購入補助の上限は4,000円で上限金額に達しているため、上限金額に達しているので、超過分の380円が自己負担です。
鉄道が大好きな子には「ブルジュラ キッズヘルメット新幹線」
50cm~56cmのサイズで、3歳~8歳くらいの子供に適しているサイズです。
ヘルメットが小さくなってきたから次のものに買い替えようかと思っている方にピッタリです。
ヘルメットや帽子が嫌いな子鉄くん、子鉄ちゃんに、自分が好きな新幹線を選んでもらうのはいかがでしょうか。
「はやぶさE5系」、「N700A系」、「かがやきE7系」、「リニアL-0系」とお気に入りの車両があるかもしれませんよ。
このヘルメットにもSGマークが付いているので、ヘルメット購入応援キャンペーンも活用できます。
楽天市場では、ブルジュラのキッズヘルメットの値段が高めになっているので、自己負担を減らしたい場合は、Amazonで購入することをおすすめします。
購入補助の上限は4,000円で上限金額に達しているため、Amazonでは超過分の950円が自己負担です。
働く車が大好きな子には「カナック企画 消防車、救急車など」
50cm~56cmのサイズで、3歳~8歳くらいの子供に適しているサイズです。
ヘルメットが小さくなってきたから次のものに買い替えようかと思っている方にピッタリです。
働く車が大好きな子には、救急車両の「消防車」「救急車」「パトカー」や「ショベルカー」の形をしたヘルメットを選んでもらうのはいかがでしょうか。
このヘルメットにもSGマークが付いているので、ヘルメット購入応援キャンペーンも活用できます。
購入補助の上限は4,000円で上限金額に達しているため、超過分の425円が自己負担です。
まとめ
- 「自転車ヘルメット購入応援事業」とは、兵庫県がヘルメット購入費用の一部を補助してくれる制度のこと
- ヘルメット着用率が6.2%と全国平均よりも低い兵庫県が、ヘルメット着用促進に向けた「自転車ヘルメット購入応援事業」を実施予定
- 給付対象者は、住所地が兵庫県内で「高齢者(65歳以上)」、「1歳~18歳までの子供とその親いずれか1人分)」、「学生(19歳~29歳までの大学生や専門学生等)」(年齢基準は令和6年3月31日時点)
- 給付額の上限は、ヘルメット1個につき、4,000円分で、「キャッシュレス決済ポイント」や「QUOカード」などのプリペイドカードで還元予定
- 申請期間は、令和5年12月1日(金)から令和6年2月9日(金)まで
- 申請する際に、購入店舗のレシートや、通信販売の購入履歴等の購入明細が必要なので、大切に保管しておく
- 対象ヘルメットは、令和5年10月3日以降に購入した「SGマーク」などの安全基準を満たした自転車乗車用ヘルメット
- 乳児、幼児用ヘルメットは、「キャラクター」「新幹線」「働く車」「好きな色」など子供の興味をひくものがおすすめ
自転車用ヘルメット着用の努力義務化はスタートしていますが、家族全員分のヘルメットを買いそろえるにはそれなりの費用となります。
物価も高騰しているので、自治体の購入補助を活用し、上手に家計のやりくりをしてくださいね。
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