あなたは潮干狩りにどんなイメージがありますか。そらりんママが子供のころは家族で潮干狩りに行ったり、学校から遠足として潮干狩りに行ったりしていました。
小学生のときにとても楽しかったイメージがあったので、幼児期から潮干狩りを体験させてあげたいと思って「そらりんパパ」におすすめしてみました。
でも「そらりんパパ」はあまり乗り気ではありません…。たくさんの貝が採れた記憶がないからおすすめされる理由がよくわからなかったようです。
しかも、4歳、2歳の幼児を連れての潮干狩りって大変そうだ。という反応…。
まず、準備として子供を海に連れて行き、喜んでいる姿を見せてみました。そして、次は実際に潮干狩り場へ連れて行くと段階を踏んでみたのです。
実際に潮干狩り場へ連れて行く海に触れて喜んでいる様子や生き物を見つけて観察している様子を見ておすすめされた理由を少し理解してもらえたようです。
そんな、「そらりんママ」家の4歳と2歳の幼児を連れて潮干狩りに行ったお話をぜひ聞いてください。
Contents
潮干狩りへ子供を連れて行くのはおすすめ!楽しさと魅力とは!?
幼児を連れてお出かけするには荷物の用意やお昼寝のタイミングなどいろいろと気にしなければいけないことが多いですよね。
海や川に行くと必ずぬれるので着替えは必須!!荷物がとても多くなってしまいます。
それでも幼児を連れて潮干狩りに行くのはとてもよい経験になるのでおすすめです。なぜそう感じたかをお伝えしますね。
でもその前に、外してはいけない潮干狩りのベーストシーズンをご紹介します。
潮干狩りのベストシーズンはいつ?!
潮干狩りに最適なシーズンは、春から秋にかけてです。春は3月から5月頃、秋は9月から11月頃がおすすめです。
理由として、春や秋には大潮や小潮が多く、時間帯も昼間に当たることが多く、潮干狩りに適しているのです。
砂浜が広くて比較的浅瀬が続いている海岸だと、潮が引くと海から砂浜が顔を出します。その砂浜を掘り返すとひょこっと貝が顔を出すかもしれませんよ。
また、気温も比較的穏やかなため、水にぬれたら風邪をひいてしまうかもしれない…。という心配も減らせるのがおすすめされる理由なのかもしれないですね。
最適なシーズンは春から秋といいましたが、潮干狩り場は4月~6月頃に大半の施設の営業が終了します。
それ以降は海水浴場になる場合が多いので実際は6月までと思っている方がよいのかもしれません。
幼児を連れて潮干狩りの楽しさと魅力とは!?
では、いよいよ本題です。幼児を連れて潮干狩りに行く楽しさと魅力をご紹介します。
幼児を連れて行くと大変だから…。と思っていたそらりんママだからこそあなたが一歩踏み出す手助けをできるかもしれません。
- 自然から学べることがたくさんあるので、海で遊ぶだけでも幼児にとって興味深いものです。
- 家族で一緒に遊ぶことは、家族のコミュニケーションをスムーズにし、親子の絆が深まります。
- たくさんの学びがあり、貝やエビなどの生きものがどのように生息しているのかを学ぶことができます。
- 一緒に自然を感じ、身体を動かすことで、幼児の健康にも良い影響を与えることができます。
- 潮干狩りは、比較的リーズナブルで、お土産に貝やエビなどを持ち帰ることができます。
以上のように、潮干狩りにはいろいろな魅力があります。
やはり、1番の魅力はやはり自然を身近に感じながら家族と一緒に過ごせることではないでしょうか。
正直なところ、子供たちは貝を掘ることにはあまり興味がなさそうでした。
4歳の息子は、海の中に入ったり、土を掘ったり、貝殻やヤドカリをバケツの中にいっぱい集めたり…。
2歳の娘は、浅い海の中や水たまりの中をひたすら歩きまわっていました。バケツには海水や砂を集めていました。
それでも2人とも「うみ、たのしかったなぁ~」と話をしてくれます。
貝をほぼ掘らなくても楽しんでいたので、それだけでも連れて行った価値があるなぁと思えました。
幼児と潮干狩りへ行くときは持ち物の準備が大切!!
幼児と潮干狩りに行くときは何よりも持ち物の準備が大切です。準備が不十分だとあとで後悔します!
そらりんママも「これ持って行けばよかった!」「あっ、あれ忘れた!」というものがありました。
忘れ物がないようにメモしたので、お出かけの参考にしてください。
持ち物だけでなく、パパ、ママも「一緒に楽しむぞ!」という気持ちも忘れずに持って行ってくださいね。
幼児と潮干狩りに行く前に必要な持ち物
- 日よけ用品(帽子、日焼け止め、ポップアップテント)
- レジャーシート
- 水分補給用品(水筒、スポーツドリンク)
- おやつ
- タオル、バスタオル
- 潮干狩りの道具(スコップ、熊手、バケツ、採った貝を入れる小さな網)
- 着替え(パパ、ママ分も)、ビーチサンダル(長靴不可)
- ぬれたものを入れるビニール袋
- 空のペットボトル
- 貝を持ち帰る入れ物(クーラーボックス、バケツを転用可)
日よけ用品やタオルなどの当然だなというものから、何に使うの!?というものまであるのかもしれません。持ち物MEMOから気になりそうなものをピックアップして紹介します。
ビーチサンダル、長靴
まず、幼児が潮干狩りをする場合、長靴は絶対に避けましょう。なぜ長靴を避けなければいけないのでしょう。
それは、潮が完全に引いていない場合、長靴内に海水が入り動きづらくなります。
長靴が重くなり、動きづらくなったり、脱げて流されてしまったりするので避けましょう。だからと言って裸足は絶対にNGです!
なぜなら潮干狩り場には割れた貝殻が無数に落ちているからです。
裸足で歩くと足を切ってしまう可能性があるので、大人も含めて必ずビーチサンダルなどの海辺で履けるサンダルを着用しましょう。
空のペットボトル
次に、空のペットボトルについて説明します。空のペットボトルは海水を持ち帰るために活用します。
貝は砂抜きをしなければ食べることができません。
砂抜きとは貝が飲み込んだ砂を吐いてもらうことだよ。
砂抜きをするには海水と同じ濃度の水が必要になります。ペットボトルで海水を持ち帰っていれば塩水を作る必要もないのでとても便利なんですよ。
貝にとっても今までと同じ環境となり、負担が少なくて済むんです。貝が砂をよく吐いてくれるとも言われているので一石二鳥、持ち帰らない手はないですね。
潮干狩り場によっては、海水が出る蛇口が備え付けらていることもあるようなので探してみてください。
貝を持ち帰る入れ物
近場であればクーラーボックスは不要ですが、移動が長距離や保管状態が気になる場合は持参するといいですよ。
その際はクーラーボックスの中に海水を入れないようにしましょう。車の中で海水がこぼれてしまっては大惨事です。
また、クーラーボックスを使用するときには保冷剤を入れることがよくあります。ただ、貝は冷え過ぎ厳禁なので保冷剤の入れすぎには注意してくださいね。
幼児と潮干狩りに行くときに必要な心構えとは!?
最初にもお話ししましたが、幼児と潮干狩りに行くときには、パパ、ママも「一緒に楽しむぞ!!」という心構えが必要です。
パパ、ママが楽しそうにしている様子は子供達にも伝わります。
着替えを持ってないから汚れたら嫌だなぁ…。
こんな風に思ってしまっては、せっかくの楽しんでいる子供にも水を差を差してしまいます。
水辺で遊ぶと必ずぬれるし、汚れます。パパもママも開き直って一緒に自由に遊んじゃいましょう!
自然と触れあい、学習することができるとても貴重な機会です。ただ、楽しむだけではなく決められたルールやマナーもしっかりと教えてあげるとよいですね。
水辺で遊ぶと必ずぬれるし、汚れます。パパもママも開き直って一緒に自由に遊んじゃいましょう!
自然と触れあい、学習することができるとても貴重な機会です。ただ、楽しむだけではなく決められたルールやマナーもしっかりと教えてあげるとよいですね。
- 水辺は危険なので、パパ、ママの見える場所で遊ぶこと。
- 貝やエビ、ヤドカリなどは生きていること。
- 潮干狩りをする場所によってルールがあること。(使っていい道具、ダメな道具)
- 貝の採取量やサイズの制限があること。
- ゴミは持ち帰りすること。 など
幼児と潮干狩りでの過ごし方と1日の流れ
前日までの準備
まず、潮干狩りに行くと決めたら準備をしっかりと行いましょう。特に持ち物は忘れ物がないよう注意しましょう。
また、お昼ご飯をどうするか事前に相談しておくといいですね。事前に買い出しが必要なのか、お弁当を作る必要があるのかによって持ち物がかわってしまいます。
先ほど紹介した持ち物はお昼ご飯を現地で調達する場合を想定しているので、お昼ご飯を持参するなら持ち物を追加してくださいね。
ただ、朝から用意すればいいかなと思っているあなた!それはやめておいた方がいいですよ。
なぜなら、幼児は楽しみなことがあるといつもの起床時間よりも早くに起きる可能性が高いからです。
いろいろと準備したいのに、もう起きてきたから思い通りに物事が進まない…。
ということにならないためにも、前日までに終わらせておきましょう。車に荷物の積み込みまで出来ていれば完璧です!
当日の準備
食事や着替え、トイレを済ませて、必要な荷物をすべてを積み込めば潮干狩り場へ出発!!
前日までの準備でもお伝えしましたが、お昼ご飯問題はお財布にとって重要な問題です。
海の家の雰囲気を楽しみたいならいいのですが、現地調達をすると地味にお財布にダメージがきます。レジャー費用を抑えたい場合はお昼ご飯を持参しましょう。
そらりんママ家は潮干狩り場にある休憩場(海の家)でお昼ご飯を調達しました。雰囲気は味わえましたが、混雑している上に、お値段も高かったので次回は持参しようと思います。
(現地調達した昼食で、焼きそば700円、おにぎり500円、ラーメン900円)
持参するにしても朝早くから起きてお弁当の準備するのは無理なので、潮干狩り場に行くまでのコンビニ、もしくは前日にスーパーで買い出しをしようと思います。
ただ、潮干狩り場や休憩場によっては持ち込みができない場合もあるので、事前に調べておいた方がよさそうですよ。
潮干狩り場へ到着してから実際に貝を掘るまで
潮干狩り場に到着したら、ポップアップテントやレジャーシートを準備してまずは休憩場所を確保しましょう。
土日やゴールデンウィーク期間の潮干狩り場はとても混雑します。幼児連れだと適度に休憩をさせてあげる必要もありますし、お昼寝した場合に寝かせてあげる場所も必要です。
まずは、場所取りを最重要事項と思っておきましょう。
ポップアップテントを設置し、入口を閉めれば簡易更衣室の完成です。幼児だとそのなかで着替えさせることもできるので、更衣室へ連れて行く手間もなくなります。
準備ができたら、実際に砂浜へ行き、土を掘って貝が出てくる様子をパパ、ママが見せてあげましょう。その姿をみて子供もマネをしてくれるはずです。
そして、子供が貝を見つけたときは、「うわぁ~!!スゴイ!!」と一緒に喜びを共有してあげてください。
貝を探すのに必死になってしまうかもしれませんが、水辺には危険がいっぱいです。決して目を離さないように注意してあげてくださいね。
まとめ
- 幼児を連れて海や川に行くと必ずぬれるので潮干狩りへいく場合も着替えは必須!!
- 潮干狩りにおすすめなシーズンは春から秋にかけてだが、潮干狩り場は4月~6月頃までの営業が多いので注意が必要
- 潮干狩りの1番のおすすめポイントはやはり自然を身近に感じながら家族と一緒に過ごせること
- 幼児と潮干狩りに行くには何よりも持ち物の準備が大切なので、入念な準備が必要
- 潮干狩りは自然と触れあい、学習できるとても貴重な機会なので、楽しむだけではなく決められたルールやマナーを幼児期にしっかりと教えてあげるとよい
- 貝を探すのに必死になるが、水辺には危険がいっぱいなので決して幼児から目を離さないように注意する
自然を身近に感じながら、健康的な運動ができるだけでなく、家族の絆を深めることもできるので潮干狩りはおすすめです。
また、貝やヤドカリ、エビなどの生き物を実際に目にすることで命について考えるきっかけにもなるでしょう。
特定の時期しか潮干狩りはできないので、いろいろな経験を幼児期にさせてあげたいパパ・ママにはおすすめのレジャーですよ。
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